さくらのシングル子育て

子供達が小学生の時に離婚して、何とか3人の息子達を社会人になるまで育ててきました。これまで色々ありましたが、ここまで一人で何とかやって来れたのは、周りの人や3人の息子達に助けてもらったおかげだと感謝してます(*^^*)そんなこんなをブログで綴っていけたらと思います♪

離婚編⑩養育費

前回のつづき。


元旦那と別居してから2年、元旦那が自ら離婚届を書く時をじっと耐えて待ちました。


その間、母子手当ももらえず、生活は決して楽ではなかったけど、幸い三男も幼稚園を卒園して、三人共小学生になっていたので、何とか出費をおさえる事ができました。


元旦那は働いていないので、養育費は支払えないのはわかってましたが、離婚前に義父母にお願いして、多少の援助をしてもらいました。お金の話はしにくいものですが、今回の離婚に至った原因は元旦那にあり、そこは義父母もよくわかっていました。


義父母にとって元旦那は、あまりにも甘やかして育てた結果とも言えました。大人になりきれない元旦那は、結婚しても子供ができても、中身は子供のまま。子供は私や義父母に任せっきりで、給料は半分しか出さず、借金もしていた人です。お酒を飲んで夫婦喧嘩になり、義父母も巻き込んで、借金を残したまま、しまいには無職となり。義父母は私に何度も頭を下げました。


義父母と私はいい関係を保っていたので、最後まで私の味方でいてくれました。本当は私もあの家に残って、義父母の老後も見るつもりでしたが、何より3人の息子達を育てる事が最優先でした。


離婚してからも、私は実家にも頼らず、私一人の収入で何とかやると決めていました。ただ実家の母姉兄から、養育費はもらわないといけないと説得され、兄に来てもらい、義父母と話し合いをしました。義父母は、たくさんは出せないけど、できる事はしたいと言ってくれました。そこで、子供一人につき3万ずつ払うと約束してくれました。


実家は私に、口約束ではダメだから、公正証書を作るようにと言い、公証人役場へ相談に行きました。しかし、養育費は元々父親が払うもので、祖父が払うとなるとちょっとややこしいみたいでした。それでも、祖父が公証人役場に出向いて署名すれば成立するというものでした。しかし、その事を義父母に話すと、それは書かないと言いました。あまりしつこく言うと、お金を出してもらえなくなってもいけないと思い、正式な書面は諦めました。ただ義父母は、書面は書かないけれど、絶対に約束すると言ってくれました。


最終的に決まったのは、三男が20歳になるまで、30,000円×3人分の計90,000円は、3ヶ月に一回のペースで現金で払うという事になりました。あれから13年、来年の1月で三男が20歳になりますが、義父母は約束を守ってくれています。ただ私の計画では、3人の息子は全員高校を卒業したら、就職すると思っていたのですが、長男と次男は大学へ、三男は専門学校へそれぞれ進学したので、当然私の収入と義父母からの援助でも足りませんでした。


でもあの時、実家の母姉兄が、義父母からの援助をすすめてくれなかったら、息子達は一人も進学出来なかったでしょう。そう考えると本当に感謝です。


つづく。

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